2026.09.20
コラム
生垣の刈込みを業者に依頼するには|時期と頻度の考え方
企業の敷地、集合住宅、公共施設、学校。
生垣は、境界を示しながら圧迫感を出さない、使い勝手のよい植栽です。
ただし、手を入れ続けることが前提の緑でもあります。
放っておくと、
- 面が崩れて形が分からなくなる
- 下のほうがスカスカになり、隙間から向こうが見える
- 道路や歩道にはみ出す
- 中が蒸れて虫がつく
といった状態になっていきます。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、生垣の刈込みについて整理します。

「刈込み」と「剪定」は違う
同じように使われがちですが、現場では区別しています。
刈込み
表面を面としてそろえる作業です。刈込みバサミやヘッジトリマーで、外形を整えます。生垣や玉物の低木に対して行います。
剪定
枝を一本ずつ選んで切る作業です。樹形や風通しを考えながら、どの枝を残すかを判断します。
生垣は基本的に刈込みですが、刈込みだけを何年も続けると問題が起きます。
理由は後述します。
刈込みの時期
樹種によって適期は変わりますが、大まかな考え方は次のとおりです。
年1回で済ませる場合
生育が落ち着く10月〜11月頃に行うと、冬の間は形が保たれます。ただし、翌年の梅雨明けには伸びてきます。
年2回の場合
6〜7月頃(梅雨明け前後)と10〜11月頃の2回が一般的です。伸びきる前に手を入れられるため、1回あたりの負担が軽くなります。
年3回以上の場合
来客のある施設や、常にきれいな状態を保ちたい場所では、生育期に複数回入ります。
避けたほうがよい時期
- 真夏の強い刈込み……切り口から傷みやすくなります
- 厳寒期……寒さで枝先が傷むことがあります
- 花芽がつく時期……花を楽しむ生垣(ツツジ、サザンカなど)は、時期を誤ると翌年花が咲きません
花のつく生垣は、花が終わった直後に刈るのが基本です。

生垣が「下からスカスカ」になる理由
よくあるご相談です。
上のほうは葉が茂っているのに、下のほうは枝だけになって向こうが透けて見える。
原因は主に2つあります。
1.上が茂りすぎて、下に光が届かない
生垣は、上に行くほど日が当たります。
上を茂らせたままにすると、下の葉は光合成ができず落ちてしまいます。
対策は、上を強めに、下を弱めに刈ること。
側面をわずかに台形(上が狭く、下が広い形)にすると、下まで光が届きます。
2.刈込みだけを繰り返している
表面だけを刈り続けると、外側に細かい枝が密集し、内部に光と風が入らなくなります。
内側の枝が枯れ、表面一枚だけが緑という状態になります。
対策は、数年に一度、内部を透かす剪定を入れること。
刈込みの合間に、混み合った枝を間引く作業を組み込みます。
一度スカスカになったら戻せるか
樹種によります。
萌芽力(ほうがりょく)が強い樹種……イヌマキ、カイヅカイブキ、サザンカ、ツバキ、レッドロビンなど
強く切り戻しても、そこから新しい芽が吹くため、数年かけて再生できる可能性があります。
萌芽力が弱い樹種……コニファー類など
古い枝から芽が出にくいため、一度枝だけになると回復が難しくなります。
この場合は、部分的な植替えを検討することになります。
いずれにしても、回復には数年かかります。
その間は形が整わない期間があることを、あらかじめ共有しておく必要があります。

依頼前に整理しておきたいこと
- 延長……何メートルあるか
- 高さ……現状の高さと、希望する高さ
- 樹種……分からなければ写真で構いません
- 現状……形が崩れているか、下がスカスカか
- 希望する仕上がり……きっちり四角か、自然な感じか
- 刈った枝葉の処分……全量搬出か、一部その場に置けるか
- 道路・歩道に面しているか……規制や飛散対策が必要になる場合があります
とくに2の希望する高さは、事前に決めておくと行き違いを防げます。
「少し低くしてほしい」の「少し」は、人によって解釈が違います。
具体的な高さ(メートル)で伝えるのが確実です。
費用が変わるポイント
- 延長と高さ
- 樹種(枝の硬さで作業性が変わります)
- 現在の伸び具合(伸びきっているほど作業量が増える)
- 片面刈りか、両面刈りか
- 脚立や足場が必要な高さか
- 刈り込んだ枝葉の量と処分方法
- 道路に面しているか(規制・誘導の要否)
- 内部の透かし剪定を含むか
見積もりを比較する際は、処分費と両面か片面かを確認してください。
年間管理に組み込むと楽になる
生垣は毎年必ず伸びます。
その都度見積もりを取って発注するより、年間の管理計画に組み込んだほうが、
- 適期に確実に作業できる
- 伸びきる前に入れるので、1回あたりの負担が軽い
- 数年に一度の透かし剪定を計画的に入れられる
- 担当者の手配の手間が減る
といった利点があります。
草刈りや樹木の剪定とまとめて計画すると、機械の搬入と搬出が一度で済むため効率的です。

熊本で生垣の刈込みなら「いづの造園」
いづの造園は、昭和30年の創業以来、熊本県を中心に造園工事と緑地の維持管理を行ってきました。
公園や公共施設の緑地維持管理を長年担当しており、
- 生垣・低木の刈込み
- 内部を透かす剪定
- 枝葉の搬出・処分
- 樹木の剪定・伐採
- 草刈り・除草
まで、敷地全体をまとめてご相談いただけます。
事業内容は造園事業ページをご覧ください。
まとめ
生垣の刈込みについて、押さえておきたい点です。
- 刈込みは年1〜3回。年2回なら梅雨明け前後と秋
- 花のつく生垣は、花が終わった直後に刈る
- 下がスカスカになるのは、上が茂りすぎと刈込みの繰り返しが原因
- 側面をやや台形にすると、下まで光が届く
- 数年に一度は内部を透かす剪定を入れる
- 希望の高さは具体的な数字で伝える
- 年間管理に組み込むと、費用も手間も安定する
熊本県内で生垣の管理をご検討の担当者様は、いづの造園までお気軽にご相談ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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