2026.09.18
コラム
現場のチームワーク|3〜5人で動く造園の仕事
造園業というと、職人が一人で黙々と木に向き合っているイメージがあるかもしれません。
実際には、多くの現場はチームで動いています。
いづの造園でも、仕事は3〜5人のチームで進めることが多くなっています。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、現場のチームワークについてお伝えします。

なぜチームで動くのか
理由は3つあります。
1.一人では終わらない
たとえば高木の伐採。
上で枝を切る人、下でロープを扱う人、切った枝を運ぶ人、周囲の安全を見る人。
役割を分けなければ、安全にも効率的にも進みません。
2.安全のため
一人で作業していると、自分の視野の外は見えません。
- 背後から人が来ていることに気づかない
- 枝の落下方向を見誤る
- 体調の異変に誰も気づかない
チームで動けば、互いに目が届きます。
3.技術が伝わる
先輩の手元を見る、その場で教わる、やってみて直してもらう。
これはチームで動いているからできることです。
現場での役割分担
工事の内容によりますが、たとえば剪定の現場では次のように分かれます。
切る人
樹上や高所作業車の上で、枝を判断しながら切ります。経験が必要な役割です。
下で受ける人
落とした枝を安全な場所へ移動させ、周囲を見ます。
運ぶ・集める人
切った枝葉を集積場所へ運びます。
積み込む人
トラックへ積み込みます。積み方で運搬回数が変わるため、意外と技術が要ります。
安全を見る人
通行者や利用者への声かけ、立入制限の管理をします。
固定ではなく、状況に応じて入れ替わります。
未経験で入ると、まずは「運ぶ・集める」から始まります。
地味に見えますが、この位置は現場全体がよく見えます。
先輩がどういう順番で作業を進めているか、どこに危険があるか。それを見ながら動く時間が、後で効いてきます。

一日は打ち合わせから始まる
現場に出る前に、必ず打ち合わせをします。
- その日の作業内容
- 誰がどこを担当するか
- 危険箇所はどこか
- 使う機械と道具
- 搬出の段取り
- 終了予定時刻
ここで全員の認識を揃えておかないと、現場で判断がずれます。
「言わなくても分かるだろう」が事故のもとになります。
声を出すことが、そのまま安全になる
現場では、機械の音で声が届きにくくなります。
それでも、声かけと合図は欠かせません。
- 「後ろ通ります」
- 「落とします」
- 「機械止めます」
- 「ちょっと待ってください」
とくに大事なのが、最後の「ちょっと待ってください」です。
何かおかしいと感じたとき、経験の浅い人でも止められる雰囲気があるかどうか。
これは職場によって大きく差が出ます。
いづの造園は、「堅苦しさがなく、社員同士の関係も年齢や役職を問わず良好」であることを強みとして挙げています。
年齢や役職に関係なく声を出せることは、風通しの良さであると同時に、安全そのものです。

未経験者はどう関わるのか
「経験がないと足手まといになるのでは」と心配される方がいます。
実際には、そうはなりません。
最初から役割がある
運搬、集積、片付け、補助。これらは現場に必要な仕事です。
誰かがやらなければ、切る人も作業を進められません。
そばに必ず先輩がいる
チームで動いているため、分からないことをその場で聞けます。
一人で放り出されて悩む時間が発生しません。
できることが増えていくのが見える
「先週は運ぶだけだったが、今週は刈込みを任された」
チームの中にいると、自分の立ち位置の変化が分かりやすくなります。
いづの造園では、未経験入社が9人中8人です。
みんな同じところから始めています。
移動時間も、実は大事な時間
現場までは車で移動します。
その車内が、意外と情報交換の場になります。
- 前回この現場でどうだったか
- 今日はどこに注意が必要か
- あの木は去年どう切ったか
日常的な会話の中で、現場の癖が共有されていきます。
こうした積み重ねは、マニュアルには書けません。
同じメンバーで何年も現場を回っていると、言葉少なでも動けるようになります。

チームで働くことの面白さ
一人で完結する仕事にはない手応えがあります。
- 朝は手つかずだった場所が、夕方にはきれいになっている
- 一人では一日かかる作業が、四人なら午前で終わる
- 誰かが気づいて声をかけたことで、事故を防げる
目に見えてきれいになるという造園の面白さは、チームで働くとより実感しやすくなります。
いづの造園の最長勤続年数は25年です。
長く同じ現場を担当してきたメンバーがいるということでもあります。
まとめ
造園の現場のチームワークについて、まとめます。
- 仕事は3〜5人のチームで進めることが多い
- 役割は切る/受ける/運ぶ/積む/安全を見るに分かれ、状況で入れ替わる
- 未経験者は運搬・集積から。現場全体が見える位置でもある
- 一日は打ち合わせから始まり、認識を揃える
- 声を出せる雰囲気が、そのまま安全につながる
- チームなので、分からないことをその場で聞ける
一人で技術を磨く仕事でありながら、一人では成立しない仕事でもある。
それが造園業の現場です。
熊本で造園・外構・土木の仕事に興味のある方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
最新のお知らせ
Contact
業務に関するお問い合わせ
仕事に関する依頼やご相談は下記のフォームより
お問い合わせください。
お急ぎの方は、お電話にてお問い合わせください。