2026.10.14
コラム
熊本で敷地の目隠しをつくる|植栽とフェンスの使い分け
「道路から敷地内が丸見えになっている」
「隣の建物から作業場が見える」
「ゴミ置き場や資材置き場を隠したい」
目隠しは、企業の事業所や工場、集合住宅、公共施設でよくいただくご相談です。
方法は大きく植栽とフェンス、そしてその組み合わせに分かれます。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、目隠しの選び方を整理します。

まず決めること|3つの前提
1.何を、誰の目から隠すのか
- 道路を通る人からか
- 隣の建物の2階からか
- 敷地内の別の場所からか
視線の高さと角度によって、必要な高さが変わります。
道路からの目線なら1.5〜1.8m程度で足りることが多いのですが、隣接建物の2階からとなると、目隠しではなく別の方法を考える必要があります。
現地で、実際に見える位置に立って確認するのが確実です。
2.完全に遮るのか、やわらげるのか
「まったく見えなくしたい」のか、「なんとなく気にならなくなればよい」のか。
これによって選択肢が変わります。
完全に遮ると、
- 圧迫感が出る
- 風が通らなくなる
- 中の様子が分からず、防犯上の死角になる
という副作用があります。
「適度に視線を切る」ほうが、結果的に良い場合も多くあります。
3.管理にどれだけ手をかけられるか
ここが最も重要です。
植栽は生き物なので、放置すれば形が崩れ、伸び、枯れます。
年に何回手を入れられるかが決まらないと、方法は決められません。
選択肢1|生垣(植栽による目隠し)
利点
- 景観がやわらかく、圧迫感が少ない
- 風を適度に通す(強風時に倒れにくい)
- 緑があることで印象が良くなる
- 目線を完全には遮らないため、防犯上の死角になりにくい
注意点
- 定期的な刈込みが必要(年1〜3回)
- 目隠しの効果が出るまで、育つ時間がかかる
- 枯れた場合、その部分だけ穴があく
- 落ち葉が出る(樹種による)
- 幅を取る(フェンスより奥行きが必要)
下がスカスカにならないための管理
生垣は、上が茂りすぎると下に光が届かず、下の葉が落ちます。
側面をわずかに台形(上が狭く、下が広い形)に刈ると、下まで光が届きます。
また、刈込みだけを繰り返すと内部が枯れるため、数年に一度は内部を透かす剪定を入れます。
熊本での樹種選び
夏の暑さと台風に耐えられることが条件になります。
常緑で、下枝まで葉が残る樹種が向きます。
密植すると風が抜けず内部が枯れるため、適切な間隔をとることも重要です。

選択肢2|フェンス・塀
目隠しフェンス(樹脂・アルミなど)
- 施工後すぐに効果が出る
- 管理がほぼ不要
- 高さと隙間を選べる
- 幅を取らない
一方で、
- 圧迫感が出やすい
- 風をまともに受けるため、支柱と基礎が重要
- 経年で色あせや傷みが出る
ブロック塀
強度がありますが、地震時の倒壊リスクがあります。
高さ、控え壁の有無、鉄筋の入り方など、既存のものは点検が必要です。
新設する場合も、基準に沿った施工が求められます。
メッシュフェンス+つる植物
メッシュフェンスに、つる性植物を絡ませる方法です。
初期費用を抑えつつ、緑の目隠しにできます。
ただし、つる植物は管理しないと周囲へ広がります。
選択肢3|組み合わせる
実務では、この形が最も多くなります。
足元はフェンス、上は植栽
低い位置は確実に遮り、上は緑でやわらげる。
フェンスの前に植栽
フェンスで確実に遮りつつ、手前に低木を植えて印象をやわらげる。
部分的に使い分ける
- 道路に面した部分はフェンス
- 敷地内側は生垣
全部を同じ方法にする必要はありません。
場所ごとに条件が違うため、使い分けるほうが合理的です。


高さの決め方
1.2m程度……目隠しにはなりませんが、境界を示す
1.5〜1.8m……立っている大人の視線を切る。最も一般的
2m以上……確実に遮るが、圧迫感が出る。風の影響も大きくなる
注意点
- 高くするほど、基礎と支柱が重要になります
- 自治体によっては、高さや構造に制限がある場合があります
- 隣地との関係(日照、風通し)にも配慮が必要です
「とりあえず高く」ではなく、必要な高さを現地で確認して決めるのが確実です。
費用が変わるポイント
生垣の場合
- 延長と高さ
- 樹種と株の大きさ
- 植栽本数(間隔)
- 土壌改良の要否
- 支柱の設置
- 既存の撤去
フェンスの場合
- 延長と高さ
- 製品のグレード
- 支柱の本数と基礎の大きさ
- 地盤の状態(軟弱なら基礎が大きくなる)
- 既存の撤去と処分
- 掘削の難易度(アスファルトやコンクリートの斫り)
フェンスの倒壊は、ほとんどが基礎の問題です。
見た目に出ない部分ですが、ここが耐久性を決めます。
依頼前に整理しておきたいこと
- 場所と延長
- どこからの視線を切りたいか……立つ位置を教えていただけると確実です
- 希望する高さ
- 完全に遮りたいか、やわらげたいか
- 管理にかけられる手間……年に何回か
- 既存の状況……何かあるか、撤去が必要か
- 地面の状況……土か、舗装か
- 埋設物……図面があれば
とくに5の管理の手間は、植栽かフェンスかを分ける判断材料になります。
熊本で目隠しのご相談なら「いづの造園」
いづの造園は、昭和30年の創業以来、熊本県を中心に造園工事と緑地の維持管理を行ってきました。
造園工事業に加えてとび・土工工事業の許可も持っているため、
- 生垣の植栽と、その後の刈込み管理
- 目隠しフェンス・防護柵の設置
- 既存フェンス・塀の撤去と更新
- 植栽とフェンスの組み合わせ提案
- 熊本の気候に合った樹種の選定
まで、一つの窓口でご相談いただけます。
つくったあとの管理まで含めてご提案できるのが、造園会社に依頼する利点です。

まとめ
目隠しをつくるときのポイントです。
- まずどこからの視線を切るかを、現地で立って確認する
- 完全に遮ると、圧迫感・風・防犯上の死角という副作用がある
- 管理にかけられる手間で、植栽かフェンスかが決まる
- 生垣は側面を台形に刈り、数年に一度内部を透かす
- フェンスの耐久性は基礎で決まる
- 全部を同じ方法にする必要はない。場所ごとに使い分ける
熊本県内で敷地の目隠しをご検討の担当者様は、いづの造園までお気軽にご相談ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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