2026.10.25
コラム
30代・40代から造園業に転職できる?
「若い人の仕事というイメージがある」
「今から未経験で入って、通用するのか」
「体力的にもたないのではないか」
30代・40代の方から、こうしたご相談をいただきます。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、正直なところをお伝えします。

結論|未経験からの入職は珍しくない
造園業は、未経験から始める人が多い業界です。
いづの造園の場合、未経験入社が9人中8人。
在籍社員の前職も、
- スポーツショップ
- 建設業(土木)
- 基盤整備
とさまざまです。
当社は、造園業について「ほとんどの人に向いている、間口の広い仕事」だと考えています。
必要な資格は普通自動車免許のみで、造園の経験や学歴は前提としていません。
社会人経験が活きる場面
30代・40代には、若手にはない強みがあります。
1.段取りを考えられる
造園の現場では、限られた時間でどの順番に何をやるかを組み立てます。
これは、どんな仕事でも鍛えられてきた力です。
2.報告・連絡・相談ができる
- 発注者への説明
- 現場での情報共有
- 問題が起きたときの報告
社会人として当たり前のことが、現場では大きな差になります。
3.書類仕事に抵抗がない
公共工事では、施工計画書、安全書類、工事写真、完了報告といった書類が必ずついてきます。
パソコンや書類に慣れている人は、造園業では貴重です。
4.人と話せる
施設の担当者、発注者、近隣住民、利用者。
造園業は、意外と人と接する場面が多い仕事です。
5.安全に対する意識
社会人経験の中でルールを守ることの意味を理解している。
これは、機械と高所を扱う現場では重要な資質です。
6.前職の専門性
- 運送・ドライバー……車両の扱い、移動と積み込み
- 建設・土木……安全意識、段取り、機械
- 製造業……手順を守る、品質を保つ
- 接客・販売……お客様対応
- 農業……植物と季節の感覚
- 事務……書類、写真管理、パソコン
「前の仕事が無駄になる」ことは、ほとんどありません。

正直に言うと、体力面は課題
きれいごとを並べても仕方がないので、率直に書きます。
最初の数か月は、確実にきついです。
- 帰宅後に何もできずに寝てしまう日がある
- 夏の暑さ、冬の寒さがこたえる
- 使ったことのない筋肉を使う
これは、年齢に関わらず誰もが通る道です。
ただし、20代と比べて回復に時間がかかるのは事実です。
ではどうするか
多くの方が、次のような経過をたどります。
- 3か月ごろ……体が動きに慣れ、疲れ方が変わる
- 半年〜1年……力の使い方を覚え、無駄な力を使わなくなる
重要なのは、慣れるまでの間に無理をしないことです。
- 休憩をきちんと取る(いづの造園は休憩120分)
- 水分と塩分を取る
- 一人で重いものを持たない(3〜5人のチーム制)
- 体調が悪ければ言う
- 休日にきちんと休む(完全週休2日制、有給消化率85.2%)
「若さ」より「無理をしない習慣」のほうが、長く続けるうえでは効きます。

覚えることは多い
もう一つの課題です。
- 植物の名前
- 道具と機械の扱い
- 安全のルール
- 現場ごとの条件
最初の1年は、覚えることの連続です。
ただ、社会人経験があるぶん、
- メモを取る習慣がある
- 分からないことを聞ける
- 全体像を把握しようとする
といった学び方が身についている方は、伸びが早い傾向があります。
進み方は、年齢に関わらず同じ
いづの造園の研修の流れは、次のとおりです。
入社〜3か月|新人研修
現場で基本を説明しながら、仕事の全体像をつかみます。
最初は運搬、集積、片付け、補助作業から。
3か月〜1年|先輩のサポートを受けながら実践
この期間に、刈払機とチェンソーの特別教育を取得します。
資格取得の費用は会社が負担します(資格取得補助100%)。
2年目以降|一人でも現場を任せられる職人へ
担当する現場に応じて、高所作業車、玉掛け、車両系建設機械などの資格を広げていきます。
その先
経験を積んだあと、造園施工管理技士や土木施工管理技士に挑戦する道があります。
当社のFAQでも「将来、設計や管理職に進めますか?」という質問に、「可能です。様々な分野に進むことができます」とお答えしています。
社会人経験がある方は、施工管理に進むのが早い場合もあります。
段取り、書類、説明。これらの素地があるためです。


30代・40代で入るメリット
1.手に職がつく
造園業で取得する資格の多くは国の制度に基づくもので、会社が変わっても有効です。
そして、経験を積むほど価値が上がります。
2.仕事がなくなりにくい
公園、道路、学校、公共施設。
これらの管理は景気に関係なく必要とされます。
いづの造園も、行政から評価をいただきながら公園整備や街づくりを担当しています。
3.業界が人手不足
建設業界全体で、就業者の高齢化と人手不足が課題になっています。
技術を身につけた人の価値は上がっていく分野です。
4.地元で長く働ける
転勤の心配が少なく、地域に根ざして働けます。
いづの造園の最長勤続年数は25年です。
判断するために、まずやってみる
言葉で説明しても、体力面や現場の空気は伝わりません。
確実なのは、実際に見て、できれば体験することです。
いづの造園では、
- 職場見学
- インターンシップ
- アルバイト(年齢・経験不問、Wワーク可、完全週休2日制)
という選択肢があります。
「まず現場を体験してから決めたい」という場合、アルバイトから始める方法もあります。
まとめ
30代・40代からの造園業について、まとめます。
- 造園業は未経験からの入職が多い業界(いづの造園は9人中8人)
- 必要なのは普通自動車免許のみ
- 社会人経験は活きる……段取り/報連相/書類/人と話す/安全意識/前職の専門性
- 体力面は正直に言うときつい。ただし3か月〜1年で慣れる
- 「若さ」より無理をしない習慣のほうが効く
- 覚えることは多いが、学び方が身についている人は伸びが早い
- 進み方は年齢に関わらず、3か月/1年/2年目という段階
- 社会人経験があると、施工管理に進むのが早い場合もある
まずは見学やアルバイトから、という入り方もあります。
熊本で造園・外構・土木の仕事をお探しの方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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