2026.10.23
コラム
造園業でケガをしないための体づくりと習慣
造園業は、体を使う仕事です。
重いものを持ち、同じ姿勢を続け、機械を扱い、暑さと寒さの中で働きます。
長く続けるには、ケガをしないことが何より大切です。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、体を守るための考え方をお伝えします。

造園業で多い体のトラブル
1.腰痛
最も多いのがこれです。
原因になりやすい動作は、
- 重いものを持ち上げる
- 前かがみでの草刈り、草むしり
- ひねりながらの動作
- 長時間の中腰
- 刈草や枝を抱えて運ぶ
2.肩・首の疲れ
剪定は、上を向き続ける作業です。
高い枝を見上げながら、腕を上げて作業する。
これが続くと、首と肩に負担がかかります。
3.熱中症
熊本の夏では、最も現実的なリスクです。
気温と湿度が高く、直射日光の下で作業します。
4.切創(切り傷)
- 剪定バサミ、ノコギリ
- チェンソー
- 刈払機の刃
- 枝や葉の縁で手を切る
5.転倒・転落
- 斜面での作業
- 脚立からの落下
- 濡れた地面
- 草に隠れた段差
6.虫刺され
ハチ、ムカデ、チャドクガ(毒針毛による皮膚炎)。
腰を守る
1.持ち上げ方
- 膝を曲げて、腰ではなく脚で持ち上げる
- 荷物を体に近づける
- ひねりながら持ち上げない
- 一人で無理をしない
「重いものを一人で持たない」
チームで動く意味の一つがこれです。
いづの造園では、仕事は3〜5人のチームで進めることが多く、重量物は分担できます。
2.姿勢を変える
同じ姿勢を続けないことが重要です。
草むしりを続けるなら、
- 片膝をつく
- 立ち上がって伸びをする
- 作業内容を交代する
3.道具を使う
- 一輪車(ネコ車)で運ぶ
- 長柄の道具で、かがまずに済ませる
- 台車を使う
「持てるから持つ」ではなく、「道具で運べないか」を先に考える。
4.道具の手入れ
切れないハサミやノコギリは、余計な力が要ります。
手入れが行き届いた道具は、体への負担を減らします。

熱中症を防ぐ
1.朝早く動く
いづの造園の勤務時間は7:30〜17:00です。
朝が早いのは、暑い時間帯を避ける意味があります。
2.休憩をきちんと取る
休憩時間は120分確保されています。
昼休みに加えて、午前と午後にも休憩をはさみます。
「休まず働くのが偉い」という考え方は、熱中症のリスクを上げるだけです。
3.水分と塩分
- のどが渇く前に飲む
- 水だけでなく、塩分も
- 作業前にも飲んでおく
4.装備
- 空調服
- 冷却タオル、ネッククーラー
- ヘルメット用の日よけ
5.作業の順番を組み替える
午前は日が当たる面、午後は日陰側。
日照を見て順番を変えるのも、熱中症対策です。
6.体調を申告する
前日の睡眠不足、二日酔い、体調不良。
無理をして倒れるより、先に言うほうが全員のためです。

切創を防ぐ
1.保護具を着ける
- 手袋
- 保護メガネ(刈払機作業では必須)
- チャップス・すね当て(チェンソー作業時)
- 長袖・長ズボン
夏でも半袖にしないのは、枝葉や虫、薬剤から肌を守るためです。
2.刃を体の方向に向けない
基本ですが、疲れてくると崩れます。
3.手袋を過信しない
チェンソーの刃は、手袋を貫通します。
4.刃の手入れ
切れない刃ほど、余計な力が入り、滑って危険です。
手入れは安全対策の一部です。
5.疲れているときこそ注意
事故は、作業の終わりごろに起きやすいものです。
転倒・転落を防ぐ
- 足元を見てから足を置く……草に隠れた段差、側溝、ぬかるみ
- 脚立の設置……水平な場所に、確実に開いて設置する
- 斜面では単独作業を避ける
- フルハーネスを正しく着用する(高所作業時)
- 濡れた場所では急がない
「あと少しだから」と無理な体勢をとらない。
一度、脚立を移動させるほうが確実です。


日常でできる備え
1.睡眠
いちばん効きます。
疲れが残った状態は、判断力も注意力も落ちます。
2.体を温めてから作業に入る
とくに冬は、冷えた状態でいきなり力を入れると腰や肩を痛めます。
3.ストレッチ
作業前と作業後に、腰・肩・脚を伸ばす。
数分でも違います。
4.無理をしない習慣
「これくらい大丈夫」の積み重ねが、慢性的な痛みになります。
5.休みをきちんと取る
いづの造園は完全週休2日制(土日祝・夏季・年末年始)で、有給消化率は平均85.2%です。
疲れを翌週に持ち越さないことが、長く働くための条件です。
未経験の方へ
最初の1か月は、帰宅後に何もできずに寝てしまう日があります。
これは誰もが通る道です。
多くの人が、
- 3か月ごろ……体が動きに慣れ、疲れ方が変わる
- 半年〜1年……力の使い方を覚え、無駄な力を使わなくなる
という変化を経験します。
大事なのは、慣れるまでの間に無理をしないことです。
- 休憩をきちんと取る
- 水分と塩分を取る
- 一人で重いものを持たない
- 体調が悪ければ言う
これらを守っていれば、体は必ず慣れていきます。
いづの造園では、未経験入社が9人中8人です。
まとめ
造園業でケガをしないためのポイントです。
- 腰……膝を曲げて持つ/体に近づける/姿勢を変える/道具を使う/一人で持たない
- 熱中症……朝早く動く/休憩120分/こまめな水分と塩分/空調服/作業順の組み替え
- 切創……保護メガネは必須/チャップス/刃の手入れ/疲れたときこそ注意
- 転倒……足元を確認/脚立は水平に/斜面は単独作業を避ける
- 日常……睡眠/ストレッチ/体を温めてから/無理をしない/休みを取る
体が資本の仕事だからこそ、守り方を知っておくことが長く続ける条件になります。
熊本で造園・外構・土木の仕事に興味のある方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
最新のお知らせ
Contact
業務に関するお問い合わせ
仕事に関する依頼やご相談は下記のフォームより
お問い合わせください。
お急ぎの方は、お電話にてお問い合わせください。