2026.09.07
コラム
造園業に必要な資格の取り方|会社の支援制度と取得の順番
造園業に興味を持ったとき、気になるのが資格のことだと思います。
「入る前に何か取っておいたほうがいいの?」
「たくさんありすぎて、どれから手をつければいいか分からない」
「費用は自分持ちなのか、会社が出してくれるのか」
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、造園業の資格について、取る順番と会社の支援の仕組みを説明します。

入社前に必要なのは「普通自動車免許」だけ
まず結論から言うと、入社前に造園の資格を持っている必要はありません。
いづの造園の正社員募集で必要としているのは、普通自動車免許のみです。
現場までは車で移動するため、これは必要になります。
逆に言えば、それ以外の資格はすべて入社後に取っていく形です。
実際、いづの造園では未経験で入社した社員が9人中8人を占めています。
造園業の資格は大きく3種類
たくさんある資格も、性格ごとに分けると整理しやすくなります。
1.機械を使うための資格(特別教育・技能講習)
現場で機械を扱うために必要な資格です。入社後、比較的早い段階で取ります。
- 刈払機(草刈機)の特別教育
- チェンソーの特別教育
- フルハーネス型墜落制止用器具の特別教育
- 高所作業車の運転技能講習
- 玉掛け、小型移動式クレーン
- 小型車両系建設機械、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)
- 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者
これらは数日間の講習を受けて取得するものが中心です。
取得すれば、その機械を使う作業を担当できるようになります。
2.樹木や植物の専門資格
木を扱う技術と知識に関する資格です。
- 街路樹剪定士証
- 緑地樹木剪定士証
- 農薬指導士
- 樹木医
樹木医は難関資格で、実務経験の要件もあります。長く続けた先の目標として位置づけられるものです。
3.現場を管理するための国家資格
現場全体を管理する立場に進むための資格です。
- 造園施工管理技士(1級・2級)
- 土木施工管理技士(1級・2級)
- 監理技術者
受検には実務経験年数が必要なので、経験を積んでから挑戦する流れになります。

取得の順番|入社後の流れ
いづの造園の場合、次のような流れになります。
入社〜3か月|新人研修
まずは現場で基本的なことを説明してもらいながら、仕事の全体像をつかみます。
この時期はまだ資格を取るというより、現場に慣れる期間です。
3か月〜1年|刈払機・チェンソーの特別教育
先輩職人のサポートを受けながら実践に入り、この期間に刈払機とチェンソーの特別教育を取得します。
草刈りと伐採は造園業の基本作業なので、ここが最初の一歩になります。
2年目以降|一人でも現場を任せられる職人へ
できる作業が増えるにつれて、必要な資格を順次取得していきます。
高所作業車、玉掛け、車両系建設機械など、担当する現場に応じて広げていく形です。
その先|施工管理へ
実務経験を積んだあと、造園施工管理技士や土木施工管理技士に挑戦する道があります。
設計や管理職へ進むことも可能です。
費用は会社が負担します
資格取得でよく心配されるのが費用です。
技能講習は数万円かかるものもあり、複数取ろうとすると自費では負担が大きくなります。
いづの造園では、資格取得補助が100%です。
会社が全面的にサポートするため、費用の心配をせずに取得を進められます。
これは未経験者だけでなく、経験者が新しい資格を取る場合も同じです。

資格が増えると、何が変わるのか
資格を取ることには、3つの意味があります。
1.できる作業が増える
刈払機が使えなければ草刈りはできません。高所作業車に乗れなければ高木の剪定はできません。
資格は「その作業を担当できるようになる鍵」です。
2.待遇に反映される
いづの造園には免許手当があります。
保有資格が収入に結びつく仕組みになっているため、取ることが直接プラスになります。
3.どこでも通用する
技能講習や国家資格は、会社が変わっても有効です。
自分の中に残る、持ち運べる財産になります。
「勉強が苦手でも大丈夫?」
機械系の特別教育・技能講習は、講習を受けて修了すれば取得できるものが中心です。
難しい試験に合格しないと取れない、というものではありません。
一方で、施工管理技士のような国家資格は筆記試験があります。
ただしこれは、現場で数年経験を積んでから挑戦するもので、いきなり求められることはありません。
実際にやってきた作業と試験の内容がつながっているので、経験を積んだ人ほど理解しやすくなります。
いづの造園には九州ルーテル学院大学、九州東海大学、宮崎大学、大矢野高校、文徳高校、松橋高校など、さまざまな学校の出身者が在籍しています。
前職もスポーツショップ、建設業(土木)、基盤整備とさまざまです。
造園の勉強をしてきた人だけの職場ではありません。

まとめ
造園業の資格については、次のように考えておけば大丈夫です。
- 入社前に必要なのは普通自動車免許だけ
- 機械系の資格は入社後3か月〜1年で取り始める
- 費用は会社が全面的にサポート(いづの造園は補助100%)
- 資格が増えるほどできる作業と待遇が広がる
- 施工管理などの国家資格は経験を積んでから
「資格がないから応募できない」ということはありません。
むしろ、これから取っていける環境かどうかで会社を選んでいただくのが良いと思います。
熊本で造園・外構・土木の仕事をお探しの方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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