2026.10.11
コラム
造園業で必要になる免許|運転と車両の話
造園業の求人を見ると、必要な資格の欄に「普通自動車免許」と書かれています。
いづの造園の正社員募集も、必要な免許・資格は普通自動車免許のみです。
では、実際の現場ではどんな車両を運転するのか。
普通免許だけで足りるのか。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、造園業と運転免許について整理します。

なぜ免許が必要なのか
造園業の現場は、会社の中ではなく外にあります。
- 公園
- 道路沿い
- 学校や施設
- 企業の敷地
- 個人のお宅
そこまで、人と道具と資材を運ぶ必要があります。
そのため、運転は仕事の一部です。
朝、会社で道具を積み込み、現場へ向かい、夕方に戻る。
この移動が毎日あります。
造園業で使う車両
軽トラック
狭い場所に入れるため、造園では非常によく使われます。普通免許で運転できます。
小型トラック(2t車など)
道具、資材、刈草や剪定枝の運搬に使います。
ダンプ
土砂や刈草の運搬に使います。
高所作業車
バケットを載せた特殊車両です。
重機の運搬車
バックホウなどを積んで運びます。
乗用車・バン
少人数での移動や、下見のときに使います。
普通免許で運転できる範囲
日本の運転免許は、取得した時期によって運転できる範囲が異なります。
これは制度が何度か改正されてきたためです。
2017年3月12日以降に普通免許を取得した場合
車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満まで。
それ以前に取得した場合
取得時期に応じて、より大きな車両まで運転できる場合があります。
自分の免許証の「種類」欄と、条件欄を確認してください。
準中型免許・中型免許
普通免許では運転できない大きさのトラックを運転するために必要です。
造園業では、資材や刈草の量が多い現場で、大きめのトラックを使うことがあります。
ただし、入社時点でこれらが必要というわけではありません。
いづの造園の募集要項も、必要な免許は普通自動車免許としています。

入社後に取得する免許・資格
運転免許とは別に、機械を操作するための資格があります。
これらは入社後に取得していきます。
入社3か月〜1年ごろ
- 刈払機取扱作業者の特別教育
- チェンソーによる伐木等の業務の特別教育
2年目以降、担当する現場に応じて
- フルハーネス型墜落制止用器具の特別教育
- 高所作業車運転技能講習
- 玉掛け技能講習
- 小型移動式クレーン技能講習
- 小型車両系建設機械/車両系建設機械の技能講習
- 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者
注意点として、高所作業車や重機の「操作資格」と、それを公道で運転する「運転免許」は別のものです。
現場で操作するには技能講習が、公道を運転するには車両区分に応じた運転免許が必要になります。
いづの造園では、資格取得補助が100%で、費用は会社が負担します。

運転で気をつけること
造園業の運転には、乗用車とは違う注意点があります。
1.積載
- 荷物を安全に固定する
- 積載量を超えない
- 高さ制限に注意する
- 刈草や枝が飛散しないよう、シートで覆う
枝葉が道路に落ちると、後続車の危険になります。
2.駐車位置
現場の前に停めることが多いため、
- 通行の妨げにならないか
- 歩行者の視界を遮らないか
- 近隣の出入りを塞がないか
を考えて位置を決めます。
必要に応じて、カラーコーンや誘導員を配置します。
3.狭い道
住宅地や農道など、狭い道に入ることがあります。
軽トラックが重宝されるのは、このためです。
4.バック
現場では、狭い場所でのバックが必要になる場面が多くあります。
必ず誘導者をつけて行います。
5.長時間の移動後の作業
移動してすぐ作業に入るため、運転で疲れないことも大切です。
入社前に準備しておくとよいこと
1.普通自動車免許を取得しておく
これが応募の前提になります。
まだ取得していない場合は、早めに準備しておくと選択肢が広がります。
2.マニュアル(MT)免許があると有利
軽トラックやダンプには、マニュアル車が残っている場合があります。
AT限定でも支障がないことが多いのですが、MTが運転できると対応の幅が広がります。
3.運転に慣れておく
日常的に運転していない方は、少しでも慣れておくと安心です。
4.無事故・無違反
業務で運転するため、安全運転の意識は重視されます。

運転が苦手でも大丈夫か
「ペーパードライバーだが大丈夫か」というご相談をいただくことがあります。
現場までは、複数人で1台の車に乗って移動することが多くあります。
いづの造園では、仕事は3〜5人のチームで進めることが多いため、常に全員が運転するわけではありません。
とはいえ、免許は必要ですし、いずれ運転する場面は出てきます。
慣れれば問題なくなる部分でもあるので、現時点で自信がなくても、応募をためらう必要はありません。
面接で正直に伝えていただければ、状況を踏まえて考えられます。
まとめ
造園業と免許について、まとめます。
- 応募に必要なのは普通自動車免許(いづの造園の場合)
- 運転は仕事の一部。毎日、現場まで人と道具を運ぶ
- 使う車両は軽トラック、小型トラック、ダンプなど
- 普通免許で運転できる範囲は、取得時期によって異なる。免許証を確認する
- 準中型・中型は、入社時点では必須ではない
- 機械の操作資格(刈払機、チェンソー、高所作業車など)は入社後に取得。費用は会社負担
- 操作資格と運転免許は別のもの
- MT免許があると対応の幅が広がる
熊本で造園・外構・土木の仕事に興味のある方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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