2026.10.17
コラム
熊本の集合住宅|共用部の植栽管理を依頼するには
マンションや集合住宅の共用部にある植栽は、建物の印象を大きく左右します。
エントランスの植栽、駐車場まわりの生垣、敷地境界の樹木。
手入れが行き届いているかどうかは、来訪者にも入居者にも伝わります。
一方で、管理組合や管理会社の立場では、
「どこまで手を入れればいいのか」
「費用の妥当性が判断できない」
「入居者から苦情が来てから対応している」
といった悩みが出やすい部分でもあります。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、集合住宅の共用部管理について整理します。

共用部の植栽で起きやすい問題
1.樹木が大きくなりすぎる
植えた当初は小さかった木が、10年、20年で大きくなります。
その結果、
- 1階や2階の窓に枝がかかる
- 日当たりが悪くなる
- ベランダに落ち葉が入る
- 駐車場に枝が張り出す
- 電線に届く
入居者からの苦情で最も多いのが、この日照と落ち葉です。
2.落ち葉
秋になると、
- 駐車場に落ちて車が汚れる
- 側溝や排水溝が詰まる
- 濡れた落ち葉で滑る
- 隣地や道路へ飛ぶ
排水が詰まると、大雨のときに水があふれます。
3.見通しが悪くなる
植栽が伸びると、
- 駐車場から歩行者が見えにくい
- 死角ができ、防犯上の問題になる
- 街灯の光が遮られる
4.根による構造物の持ち上げ
舗装、縁石、側溝が根で持ち上がり、段差ができます。
つまずきによる転倒は、管理責任に関わる問題です。
5.虫
- 毛虫(とくにツバキ・サザンカにつくチャドクガは、毒針毛で皮膚炎を起こします)
- 蚊(水たまりや密生した植栽が発生源)
- ハチ(生垣や樹木に巣をつくることがあります)
入居者の生活に直結するため、対応の優先度が高い問題です。

年間管理に組み込むメリット
共用部の管理は、その都度発注するより年間で組んだほうが有利です。
1.費用が読める
年間の作業内容と回数が決まっていれば、管理費の予算を立てやすくなります。
総会での説明資料もつくりやすくなります。
2.苦情が出る前に手を入れられる
「窓に枝がかかった」と言われてから動くのでは、対応が後手になります。
3.1回あたりの負担が軽い
伸びきる前に手を入れるため、作業量が減ります。
4.担当者の手間が減る
その都度の見積もり取得、日程調整、現場説明が、年に一度で済みます。
5.繁忙期でも日程を確保できる
5〜9月は造園業の繁忙期です。事前に日程を押さえておくことが重要になります。
熊本での年間管理の目安
3〜4月……年度の立ち上がり、花壇の植替え、常緑樹の剪定
5〜6月……1回目の草刈り、生垣の刈込み、台風前の枯れ枝点検
7〜8月……2回目の草刈り、病害虫の防除、台風対策
9〜10月……秋の草刈り、生垣の刈込み(2回目)
11〜12月……落ち葉の清掃、側溝の清掃、落葉樹の剪定
1〜2月……剪定の仕上げ、樹木の点検、次年度の計画
熊本は梅雨から夏にかけて草の伸びが早いため、5〜9月に作業が集中します。
入居者への配慮
共用部の作業は、人が住んでいる中で行います。
事前に決めておきたいこと。
作業日の告知
掲示板やお知らせで、日時と内容を事前に伝えます。
- 洗濯物を出さないほうがよい日(薬剤散布時など)
- 駐車場の一時移動が必要な場所と時間
- 騒音が出る時間帯
作業時間帯
早朝は騒音の苦情につながります。
一方、日中は在宅の方が多い。
時間帯の希望があれば、事前に共有していただくと調整できます。
駐車場
車があると作業できない場所があります。
移動をお願いする範囲と時間を、あらかじめ決めておきます。
ペット・小さなお子さん
薬剤散布時は、特に配慮が必要です。


委託範囲の決め方
すべてを委託する必要はありません。
パターン1|定期の剪定・草刈りのみ
年数回の作業を依頼し、日常の清掃は管理員が行う。
パターン2|定期作業+落ち葉清掃
秋の清掃も含める。
パターン3|緑地全般の年間管理
剪定、草刈り、清掃、施肥、防除、点検まで含める。
パターン4|スポット対応も含む
台風後の対応、苦情対応も含めて委託する。
多くの集合住宅では、パターン2か3が現実的です。
費用が変わるポイント
- 敷地面積と、植栽の量
- 樹木の本数と高さ(高所作業車が必要か)
- 生垣の延長
- 作業回数
- 落ち葉清掃を含むか
- 側溝・排水清掃を含むか
- 剪定枝・刈草の処分量
- 駐車場の状況(車があると作業効率が下がります)
- 作業時間帯の制限
見積もりを比較するときは、処分費と清掃の範囲を確認してください。
「剪定して終わり」と「清掃・搬出まで」では、作業量がまったく違います。
長期修繕計画との関係
集合住宅では、長期修繕計画を立てます。
植栽も、長期の視点で考える価値があります。
- 10年後、この木はどのくらいの大きさになるか
- 建物や設備に干渉しないか
- 更新(植替え)が必要になる時期はいつか
- 根が舗装を持ち上げる前に手を打てるか
大きくなりすぎてから伐採すると、費用は跳ね上がります。
高所作業車が必要になり、搬出量も増えるためです。
計画的に手を入れるほうが、長期的には安く済みます。
熊本で集合住宅の植栽管理なら「いづの造園」
いづの造園は、昭和30年の創業以来、熊本県を中心に造園工事と緑地の維持管理を行ってきました。
公園や公共施設の緑地維持管理を長年担当しており、
- 樹木の剪定・伐採(高所作業車にも対応)
- 生垣の刈込み
- 草刈り・除草
- 落ち葉の清掃と搬出
- 病害虫の防除
- 花壇・植栽帯の管理
- 危険木の点検
に対応しています。
さらに、土木工事業・とび土工工事業の許可も持っているため、
- 根上がりによる舗装の補修
- 側溝・排水の改修
- フェンス・門扉の設置や更新
まで、一つの窓口でご相談いただけます。

まとめ
集合住宅の共用部管理のポイントです。
- 苦情の多くは日照・落ち葉・虫。伸びきる前の対応が重要
- 根上がりによる段差は、管理責任に関わる問題
- 年間管理にすると、費用が読め、1回あたりの負担も軽くなる
- 熊本では5〜9月に作業が集中。日程は早めに押さえる
- 入居者への告知(作業日、駐車場、薬剤散布)を事前に決めておく
- 見積もりでは処分費と清掃範囲を確認する
- 長期修繕計画に植栽の更新も組み込むと、将来の費用を抑えられる
熊本県内で集合住宅の植栽管理をご検討の管理組合・管理会社の皆様は、いづの造園までお気軽にご相談ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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