2026.10.06
コラム
学校の緑地管理|校庭・通学路の安全確保
学校の敷地には、思っている以上に多くの緑があります。
校庭の樹木、正門まわりの植栽、フェンス沿いの生垣、グラウンドの芝、花壇、そして通学路沿いの木。
これらの管理は、児童生徒の安全に直結します。
一方で、学校は日々使われている場所です。
作業の進め方にも、他の施設とは違う配慮が求められます。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、学校の緑地管理について整理します。

学校特有の注意点
1.常に子どもがいる
作業中も、児童生徒が近くにいます。
大人と違い、
- 立入禁止の表示を理解しないことがある
- 好奇心で近づいてくる
- 機械や車両に興味を示す
そのため、作業範囲の物理的な区切りと、声かけができる人員の配置が欠かせません。
刈払機の飛石対策も、通常以上に厳重にする必要があります。
2.作業できる時間が限られる
- 授業中
- 休み時間
- 部活動
- 行事(運動会、文化祭、入学式、卒業式)
これらを避けて日程を組む必要があります。
長期休暇(夏休み、冬休み、春休み)が作業のまとまった機会になりますが、
夏休みは草の伸びが最も早い時期と重なるため、業者の日程が埋まりやすいという事情もあります。
早めの相談が確実です。
3.保護者・地域の目がある
学校は地域の目に触れる場所です。
作業の告知、作業後の清掃、通学路への配慮など、丁寧な対応が求められます。
特に注意したい植物
チャドクガのつく木(ツバキ・サザンカ)
学校の緑地管理で最も注意すべき点のひとつです。
チャドクガの幼虫は毒針毛を持ち、触れると皮膚炎を起こします。
さらに、直接触れなくても、風で飛んだ毛に反応することがあります。
- 校庭や通路沿いにツバキ・サザンカがある
- 児童生徒が日常的にその近くを通る
この条件が揃っている場合、発生前の予防的な対応が有効です。
発生時期は年に複数回あるため、時期を決めた計画的な防除を検討します。
実のなる木
落ちた実で滑ることがあります。
また、児童が口に入れる可能性のある実(有毒なもの)については、樹種の把握が必要です。
棘のある木
通路沿いや、ボールを拾いに入る場所にある場合は注意が必要です。

樹木の点検項目
学校の樹木は、倒木・落枝のリスク管理が特に重要です。
優先度が高いのは、人が長くとどまる場所の上です。
- 遊具の真上
- ベンチの上
- 通用門、昇降口の付近
- 通学路沿い
- 部活動で使うスペース
確認すること
- 枯れ枝がないか
- かかり枝(折れて他の枝に引っかかったまま宙に残った枝)がないか
- 根元にキノコが生えていないか(内部の腐朽のサイン)
- 幹に空洞や大きな傷がないか
- 傾いていないか
- 台風のあと、状態が変わっていないか
かかり枝は、風や振動で突然落ちます。
見つけたら真下を立入禁止にし、自分で落とそうとせず専門業者に依頼してください。
見通しの確保
学校では、防犯の観点からも見通しが重要です。
- 敷地の外から中が見えるか
- 職員室や校舎から校庭が見渡せるか
- 死角になっている場所はないか
対策
- 樹木の下枝を上げる(地上から一定の高さまで枝を落とす)
- 生垣の高さを腰から胸あたりに抑える
- 密生した植栽を間引く
木を切らなくても、下枝を上げるだけで視線は通るようになります。
グラウンド・校庭の管理
芝生の校庭
- 刈る高さを揃える
- 一度に刈りすぎない(伸びた葉の3分の1程度まで)
- 踏圧で土が固くなるため、エアレーションと目土入れが必要
- 部活動や行事の予定に合わせて作業時期を決める
土のグラウンド
- 雑草の管理
- 凹凸の整正(つまずき防止)
- 水はけの確認
フェンス・防球ネット
- 支柱の地際の錆
- 基礎のひび割れや傾き
- ネットの破れ、たるみ
支柱の地際の錆は、見た目に細くても内部が進行していて、強風で折れることがあります。

年間計画に組み込む
学校の緑地管理は、行事予定と合わせて年間で組むのが現実的です。
春休み(3月)……新年度前の整備、危険木の点検
5〜6月……1回目の草刈り、台風前の枯れ枝除去
夏休み(7〜8月)……まとまった作業ができる時期。草刈り、剪定、グラウンド整備
運動会前……グラウンド周辺の整備
秋(10月)……2回目の草刈り、生垣の刈込み
冬休み(12〜1月)……落葉樹の剪定、落ち葉清掃、樹木の点検
春休み前(2〜3月)……次年度の計画
行事の日程が決まった段階で相談いただくと、作業日程を確保しやすくなります。
熊本で学校・公共施設の緑地管理なら「いづの造園」
いづの造園は、昭和30年の創業以来、熊本県を中心に造園工事と緑地の維持管理を行ってきました。
公園や公共施設の緑地維持管理を長年担当しており、2025年5月には小学校での剪定作業も行っています。
- 草刈り・除草
- 樹木の剪定・伐採(高所作業車にも対応)
- 生垣の刈込み
- 病害虫の防除
- 芝生の管理
- 危険木の点検と処理
に加えて、とび・土工工事業の許可も持っているため、防球ネットやフェンス、防護柵の設置・改修まで対応できます。
公共工事の実績も多く、施工計画書や安全書類、写真管理といった書類面も含めてお任せいただけます。
事業内容は造園事業ページ、とび・土工事業ページをご覧ください。

まとめ
学校の緑地管理のポイントです。
- 常に子どもがいる前提で、作業範囲の区切りと声かけの体制を組む
- チャドクガ(ツバキ・サザンカ)は特に注意。発生前の対応が有効
- 樹木の点検は、人が長くとどまる場所の上を優先する
- かかり枝は最優先。自分で落とそうとしない
- 防犯のため、下枝を上げて見通しを確保する
- 防球ネットは支柱の地際の錆を点検する
- 行事予定と合わせた年間計画を立て、早めに日程を押さえる
熊本県内で学校の緑地管理をご検討の担当者様は、いづの造園までお気軽にご相談ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
最新のお知らせ
Contact
業務に関するお問い合わせ
仕事に関する依頼やご相談は下記のフォームより
お問い合わせください。
お急ぎの方は、お電話にてお問い合わせください。