2026.10.08
コラム
造園業の1週間|月曜から金曜までの流れ
造園業の「1日の流れ」はよく紹介されますが、1週間という単位で見ると、また違ったものが見えてきます。
現場は毎日同じとは限りません。
天候によって予定が変わることもあります。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、造園業の1週間についてお伝えします。

週の組み立て方
まず前提として、造園の現場は数日単位で動くことが多くあります。
- 1日で終わる現場(小規模な剪定、単発の草刈り)
- 2〜3日かかる現場(施設の緑地管理、まとまった伐採)
- 1週間以上の現場(外構工事、造成、公園整備)
そのため、1週間の中で、
- 同じ現場に通い続ける週
- 毎日違う現場に行く週
- 前半と後半で現場が変わる週
といったパターンがあります。
現場が変われば、段取りも道具も変わります。
月曜|週の立ち上がり
朝の打ち合わせで、その週の予定を確認します。
- 今週どの現場に入るか
- 誰がどこを担当するか
- 天気予報はどうか
- 資材や機械の手配は済んでいるか
週明けは、道具や機械の状態を確認してから出るようにします。
前の週の作業で刃が傷んでいれば、そのまま使うと効率が落ちます。
現場が新しく始まる場合
- 現地の状況確認(前回から変わっていないか)
- 搬入経路、駐車位置の確認
- 養生と立入制限の設置
- 近隣や利用者への挨拶・告知
初日は準備に時間がかかるため、作業量としては控えめになることもあります。
火曜〜木曜|作業が進む時期
週の中盤は、最も作業が進む時期です。
現場に慣れ、段取りが固まってくるため、ペースが上がります。
この時期にやっていること
- 前日の続きを進める
- 進捗を見ながら、残りの日数で終わるか判断する
- 足りない資材があれば手配する
- 搬出のトラックを手配する
進捗の見通しを立てるのが、この時期の重要な役割です。
「このペースだと金曜に終わらない」と分かれば、人を増やすか、作業の順番を変えるか判断します。

金曜|片付けと次週の準備
現場が終わる場合
- 最終的な仕上げ
- 全体の清掃
- 養生と規制の撤去
- 完成写真の撮影
- 発注者への報告
現場が続く場合
- 週明けにすぐ再開できるよう、道具と資材を整理
- 危険な状態を残さない(掘りかけの穴、不安定な資材など)
帰社後
- 道具と機械の手入れ
- 翌週の準備
- 書類の整理
金曜の片付けが丁寧だと、月曜の立ち上がりが早くなります。
土曜・日曜|休み
いづの造園は完全週休2日制で、土曜・日曜・祝日・夏季・年末年始が休みです。
完全週休2日制は、毎週かならず2日の休みがあることを指します。
(「週休2日制」は月1回でも2日休みの週があれば当てはまるため、表記が異なります)
繁忙期であっても、この点は変わりません。
年間の作業計画を立てて仕事を回しているため、無理な詰め込みが起きにくい仕組みになっています。
天候で組み替わる
外の仕事である以上、予定どおりにいかない週もあります。
雨が降ったら
- 作業を中止して内業にあてる
- 雨でもできる作業に切り替える(屋根のある場所での準備など)
- 予定を後ろにずらす
週の途中で雨が入ると、後半で挽回することになります。
そのため、天気予報を見ながら、
「前半に外の作業を寄せておこう」
「木曜は雨だから、水曜のうちにここまで進めよう」
といった組み替えを日常的に行っています。
梅雨や台風の時期は、この判断が特に重要になります。

内業の日は何をするか
雨天時や、現場の合間には内業を行います。
- 道具の手入れ……チェンソーの目立て、刈払機の刃の交換、剪定バサミの研磨
- 機械の点検……エンジン、燃料、オイル
- 資材の準備……次の現場で使うものの手配
- 書類の作成……施工計画書、安全書類、写真の整理、報告書
- 見積もりの作成
- 次の現場の下見
道具の手入れは、実は作業効率に直結します。
切れない刃で作業すると、時間も体力も余計にかかり、事故のリスクも上がります。
季節で変わる1週間
繁忙期(5〜9月)
草刈りの現場が続きます。1週間で複数の現場を回ることが多くなります。
秋(10〜11月)
落ち葉の清掃と、剪定への切り替え時期。
冬(12〜2月)
剪定の現場に、じっくり通う週が増えます。同じ現場に数日〜1週間かけることもあります。
土木工事や外構工事に人員を回す週もあります。
春(3〜4月)
年度替わり。前年度の完了と、新年度の立ち上がりが重なります。
未経験で入ると、1週間はどう見えるか
最初のうちは、1日を終えるだけで精一杯です。
ただ、1週間、1か月と続けるうちに、
- 「この現場はあと何日で終わりそうだ」
- 「明日はこの道具が必要になる」
- 「雨だから、今日のうちにここまでやっておこう」
といったことが分かるようになってきます。
1日単位から、週単位で考えられるようになる。
これが、仕事に慣れてきたひとつのサインです。
いづの造園では、仕事は3〜5人のチームで進めることが多いため、その週ずっと同じメンバーで動くこともあります。

まとめ
造園業の1週間の流れです。
- 月曜……週の予定確認、道具の点検、現場の立ち上げ(準備に時間がかかる)
- 火〜木……作業が進む時期。進捗を見て見通しを立てる
- 金曜……仕上げと片付け、次週の準備
- 土日……休み(完全週休2日制)
- 雨天時……内業へ切り替え。道具の手入れ、書類、段取り
- 天気予報を見ながら、作業の順番を組み替えるのが日常
1日単位ではなく、週単位で先を読めるようになると、仕事が面白くなってきます。
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株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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