2026.09.29
コラム
先輩はどう成長した?3年目・5年目で変わる仕事の中身
「造園業を10年続けたら、どうなっているのか」
入社を考える段階では、なかなか想像しにくいと思います。
1年目の話はよく語られますが、その先はあまり語られません。
今回は、熊本市の造園会社いづの造園が、経験年数ごとに何が変わっていくのかを整理します。

1年目|「教わる」時期
やること
運搬、集積、片付け、補助作業から始まり、少しずつ機械を扱うようになります。
この時期に取る資格
刈払機・チェンソーの特別教育(入社3か月〜1年のあいだ)。
身につくこと
- 現場の安全のルール
- 道具の名前と扱い方
- よく扱う樹木の名前
- 作業の基本的な手順
この時期の課題
覚えることが多く、体も慣れていません。
季節を一巡してようやく、仕事の全体像が見えてきます。
2〜3年目|「任される」時期
やること
指示を受けて、一通りの作業を自分で進められるようになります。
いづの造園では、2年目以降を「一人でも現場を任せられる職人」と位置づけています。
変わること
いちばん大きいのは、先を読めるようになることです。
- 次に何の道具が必要か分かる
- 搬出の量を見て、車の手配を考えられる
- 天気を見て、作業の順番を組み替えられる
- 「この枝を先に落とすと危ない」と判断できる
1年目は言われたことをやる時期ですが、この頃から言われる前に動けるようになります。
この時期に広げる資格
担当する現場に応じて、高所作業車、玉掛け、車両系建設機械など。
この時期の課題
「できるようになった」と思った頃が、いちばん事故が起きやすい時期でもあります。
慣れによる油断を、先輩から指摘される場面が出てきます。

4〜5年目|「判断する」時期
やること
小規模な現場なら、自分が中心になって回すようになります。
変わること
判断の質が変わります。
- どこまで切るべきか(切りすぎない判断)
- この木は残せるか、切るべきか
- この状態は放置していいか、すぐ対処すべきか
- 天候をどう読むか
とくに剪定は、切る技術より「どこを切るか決める力」が問われます。
これは何百本と切って、その結果を翌年、翌々年と見続けてはじめて身につくものです。
後輩がつくようになる
自分が教わったことを、教える立場になります。
教えることで、自分の理解の曖昧な部分に気づく時期でもあります。
この時期に目指す資格
造園施工管理技士(2級)、土木施工管理技士(2級)など。
実務経験年数の要件を満たしてくる時期です。
6〜10年目|「まとめる」時期
やること
現場のとりまとめ、工程の管理、書類の作成。
複数の現場を見る立場になることもあります。
変わること
視野が「その日の作業」から「その現場全体」「年間の計画」へ広がります。
- 工期から逆算して、人と機械を配置する
- 発注者に説明し、提案する
- 施工計画書や安全書類を作成する
- 原価と工程を管理する
現場の技術に加えて、段取りと説明の力が求められる段階です。
進む方向が分かれてくる
この頃になると、選択肢が見えてきます。
- 職人として技術を深める……剪定や樹木の専門性を高める
- 施工管理へ進む……現場全体を管理する
- 設計へ進む……緑地計画、植栽デザイン
- 専門資格を目指す……樹木医など
いづの造園のFAQでも、「将来、設計や管理職に進めますか?」という質問に「可能です。様々な分野に進むことができます」とお答えしています。

10年、20年と続けると
技術が蓄積される
10年やれば、同じ木を10回見ていることになります。
「去年こう切ったら、今年こうなった」
この積み重ねが、判断の精度を上げます。
現場の記憶が資産になる
長く同じ地域で働いていると、
- あの公園の土は水はけが悪い
- あの現場は搬入経路が狭い
- あの木は台風で毎回枝が折れる
といった情報が蓄積されます。
これは、その土地で長く働いた人にしか持てないものです。
若手に継承する立場になる
いづの造園は、技術を若手へ丁寧に継承する文化を大切にしています。
代表も、造園業が生命ある植物を扱う専門職であることから、技術継承と世代間の良好な関係づくりに力を入れる姿勢を示しています。
いづの造園の最長勤続年数は25年です。
成長を支える仕組み
資格取得補助100%
段階ごとに必要な資格を、費用の心配なく取得できます。
チーム制
3〜5人のチームで動くため、常に他の人の作業を見られます。
自分より上の段階の人が近くにいることは、それだけで学びになります。
風通しの良さ
当社は「堅苦しさがなく、社員同士の関係も年齢や役職を問わず良好」であることを強みとしています。
質問しやすい環境は、成長速度に直結します。
免許手当・能力手当
できることが増えたことが、待遇に反映される仕組みがあります。

まとめ
造園業の成長の道筋です。
- 1年目……教わる。四季を一巡して全体像が見える
- 2〜3年目……任される。先を読んで動けるようになる
- 4〜5年目……判断する。「どこを切るか決める力」がつく。後輩がつく
- 6〜10年目……まとめる。工程管理、書類、発注者への説明
- その先……職人/施工管理/設計/専門資格と、方向を選べる
一年ごとに、できることの質が変わっていく仕事です。
熊本で造園・外構・土木の仕事に興味のある方は、採用情報ページをご覧ください。
対応エリア
熊本市(中央区・東区・西区・南区・北区)を中心に、熊本県内および周辺の隣県で対応しています。
公園・道路・学校・公共施設などの公共工事から、工場・事業所・商業施設・集合住宅といった民間の敷地まで実績があります。
株式会社いづの造園
- 所在地:〒861-4154 熊本県熊本市南区富合町平原198
- TEL:096-357-4379/FAX:096-357-1303
- 営業時間:8:30〜17:30(土日祝を除く)
- 創業:昭和30年(1955年)
- 許可:特定建設業 熊本県知事許可(特-7)第6510号
- 業種:造園工事業/土木工事業/とび・土工工事業
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