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江戸時代まで嫌われていた野菜の話

江戸時代まで嫌われていた野菜の話

暑い夏によく食べられている夏野菜、きゅうり。

私も小さい頃、夏の日の朝は近所に住んでいたばあちゃん家の庭に植えてあるきゅうりをよくもぎ取っていました。(許可はもらってます)

そんなきゅうりですが、なんと恐れ知らずの我が国が誇る戦士「侍」にとても恐れられていたそうです。(諸説あり)

理由はきゅうりを輪切りにすると断面が徳川家の家紋とそっくりだからだそうです。

…いうほど似てるか?

とりあえずそんな理由で恐れられていたきゅうりですが、徳川家で大事にされていたかというとそんな事はなく。

特に水戸黄門でお馴染みの徳川光圀は、きゅうりの事を「毒あり」「能無し」「食うな」「作るな」と言い嫌ってたそうです。

というのも当時のきゅうりの栽培方法は、中国の栽培法を真似て完熟してから収穫してたそうで、あんまり美味しくなく、さらに苦みがあったため毒があると思われていたそうです。

そんなきゅうりが人気になり始めたのは江戸時代末期頃で、そのころの江戸ではその年に初めてできた野菜や、とれたての魚を食べて楽しむ初物ブームが起き、他のウリ科よりも早く収穫できるきゅうりが人気だったそうです。

最後にきゅうりは世界一栄養のない野菜とよく言われてますが、正確にはカロリーが最も低い「果実」であり、野菜の中ではチンゲン菜よりもカロリーは高いらしいです。

ちなみに私はきゅうりの浅漬けが一番好きです。





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