今回桜の伐採と植栽を行いました。
まずは既存の桜の伐採を行います。
この桜は所々腐っており、枝にもキノコが生えてる状態で人の手で簡単に枝が折れる状態でした。
今回桜が植えてあった場所に新しく植栽するので、根株まで綺麗に抜根していきます。


幹や枝はボロボロでしたが、根っこはしっかりした状態で残っていたので、バックホウで丁寧に掘り起こし浮き出た根っこは電動のこぎりで切断します。
抜根が終わったら植栽を行います。
植栽用の穴を掘り桜を入れたら桜の向きや角度を調整しながら穴を埋めていきます。

穴を埋める時堆肥も一緒に混ぜていきます。
堆肥は植えた樹木の栄養になったり土が「空気を含みやすい」「水はけのいい」土になってくれます。
桜を植えたらお次は水極を行います。
植栽した桜の根元を中心に囲うように山を作っていきます。
水を入れた時に崩れたり水が漏れないように寄せた土はスコップでしっかり固めます。
次に土で囲った所に水を入れます。
この時水の溜まってる所を棒で突いていきます。
こうすることで地面の空気を抜いてより土と根っこを密着させることができます。
水が引いたら土の山を崩して均してから支柱を立てます。

支柱を打ち込むときは場所・向き・角度を決めてから慎重に打ち込んでいきます。
支柱と桜が接触するところには杉皮を巻いて支柱による擦れを防ぎます。
次に伐根の時に剥いでしまった芝を新しく植えていきます。
芝を植えたら目土を行います。
こうすることで芝生の水はけや通気性の改善や芝を乾燥から守ってくれます。
最後に水鉢を作って看板を刺したら完了です。
依頼者様も満足されたようで良かったです。
| 施工会社 | (株)いづの造園 |
|---|---|
| 日時 | 2025/11/26 |
| 地域 | 熊本市南区 |