年明けに向けて、様々な場所の個人邸の剪定を行っています。
今回は庭木の中でもかなりメジャーなマキの木と松を紹介していきます。
マキとは、イヌマキやラカンマキ等の総称でイヌマキは、沖縄から本州の関東から西にかけて自生している針葉樹の一種で、温かい地方の沿岸部に多く生えてます。
ラカンマキは、イヌマキの変種でイヌマキより小型なのが特徴です。
潮風や日陰に強く丈夫ですが、寒さには少し弱いところもあります。
剪定は基本的に上から下の順で剪定し、少し丸みを帯びた楕円状になるように大ばさみで剪定します。
・マキの木を剪定している様子
松は、北半球を中心に自生しており、別名「千代木」とも言われています。
松は一年通して葉が青々とし、丈夫で寿命が長いことから、日本では昔から縁起物として扱われており、また二本一組となった葉は枯れても離れないことから、夫婦円満の象徴としても扱われます。
そんな松ですが、マキの木とは違い、大ばさみ等で切ることは出来ず、芽や枝を剪定ばさみで一つ一つ丁寧に切って楕円形にしていきます。
そんな松ですが、剪定するのに少し注意が必要で、剪定する時は手袋と長袖の作業着をおすすめします。
まず松は、針葉樹という分類で名の通り葉が尖ってます。
なので、素手や半袖で触ると結構痛いです。
あと松は、切り口や幹から松ヤニと呼ばれる樹皮を分泌するので、これがかなりベタベタしており、服に付くと黒く跡が残り、しかも洗濯じゃなかなか汚れが落ちず結構大変です。
・松を剪定している様子
嬉しいことに11月から個人邸の依頼が相次ぎ、少し立て込んでいましたが、今週でようやく落ち着いてきました。
綺麗になった庭で、お客様たちがいい年を越せるように願います。
施工会社 | 株式会社いづの造園 |
---|---|
日時 | |
地域 |